◆ 多忙でこのページも結局手がつけられなかった状態だったが, リハビリを兼ねて Palm での開発を再開していく予定.
◆ CVS と prc-tools と SDK でどのマシンでも開発できる状態を構築.
◆ いつの間にか横型 CLIE (UX50) が出ていたりするのだが, 対応する Simulator も出ている模様.
◆ NetLib を使ってみる. BSD socket 関数が用意されているのだが,Palm API との対応が今ひとつなので, Native API で組むことにする.
◆ クライアントの接続方法は以下の通り.普通のsocketと変わらない.
◆ CLIE Simulator の Setting→Communication→Redirect NetLib Calls to Host TCP/IP をチェックすると,NetLib 使用時にホストPCのネットワークを使うようになる. これはかなり便利.サーバを立てておけばいろいろ試すことができる.
◆ CLIE Simulator はタイムアウトを見てくれない模様. NetworkReceive() でタイムアウトを指定しても,何か受信しない限りブロックされてしまう.
◆ ネットワークを扱う上でおそらく必要なものといえば, JIS-SJIS 漢字変換とストリーム入出力だろう. 前者はなんとかなるが,後者はCRLFまでの読み込みがどうしても必要になる. こればかりは自力でのバッファリングを作っておくのが無難か.
◆ Landscape の CLIE Simulator だが,ネットワークリダイレクトはできないようだ. 無念.
◆ Popup List のラベル書き換えではまる.個々のアイテムに ID が振られていないので, FrmCopyLabel() ではうまく行きそうにない. これは無理なのか?
◆ 日本語環境で"..."が化けてしまうのは,pilrc が変換していたことによる模様. pilrc の変換している部分を消すことで対処.
◆ NX70V の CF スロットをCFメモリカードに対応させるというドライバが出ているということで, 遅まきながら調べてみると, EruWareにより27.00 USDで提供されている.
早速登録,と言いたいところだがこれがかなり面倒だった. 申し込んでから発見したのだが, 技評のページ を参考にするとよさそうだ.
◆ さて,ほどなくしてバイナリが届き,後にキーが届いたところ早速試してみる. 手持ちの GreenHouse CF 128MB では問題なく認識しアクセスもできた. 一部アプリは MS しか対応していないこともあって MS Cloaking モードでないと認識できないが, 基本的なアクセスは問題ないようだ.
CF を PC で Mount しておいた上で Image Converter で CF に静止画や動画を落とせば, CLIE Viewer で直接見ることができる.MemoryStick を経由しなくてもよいということで これはかなり有用といえよう.
ちなみに Image Converter は AVI 形式を入力にできるが,DivX+MP3 形式の AVI からの コンバートを行うと Viewer が誤動作するファイルになってしまう. 誤動作すると戻れないので注意.
◆ デジカメの連携ということを考えて(NX70V が 30万画素のCCDカメラを持っていることはさておき), SD-CF アダプタ(Panasonic製)経由の SD を挿してみる.
ファイルとして認識はできるもののアクセスができない.これは SlowMode にしても同様である.
CLIE Viewer でもファイルは見えるもののアクセス不可.
どうも,デジカメでフォーマットした SD では読めないということが判明.
普通に PC で FAT にフォーマットした SD では問題なく認識したものの,
これをデジカメに入れると記録に異常に時間がかかって次の操作ができなくなる.
このデジカメのフォーマットは正当な FAT なのか? ともかく今のところうちでの SD-CF の path はまともには使えそうにない.
※ この疑問は解決.以下次号.
◆ 試しにデジカメの SD 内ファイルを CF に持って来た上で確認したところ, 画像については大きさの問題により 640x480 にコンバートしたものなら閲覧可能. 動画はデジカメ出力が MotionJPEG 圧縮の QuickTime に対して NX では MPEG-4 圧縮の QuickTime ということで認識できず.
◆ なお,CF が入ってないのに Mount したり,Mount 中に CF を抜くと確実にフリーズするので注意. AutoMount にチェックすればよいのだが,通信系 CF カードを挿すとやはりフリーズするので 使えない. まだまだ改善の余地はかなりありそうだ.
◆ Panasonic SD Formatter で SD をフォーマットしてから SD-CF 経由で NX70V にて mount した場合, 昨日のデジカメと同じ状況になる. MS→CFの転送は確実にデータが化ける上に,転送中に画面右に強烈なノイズが乗るという状況だ.
どうもこの状況は Zaurus でも以前あったようで, デジカメやSD Formatter によるフォーマットは,通常の FAT とは異なるクラスタサイズの 「SD 規格準拠」になっている. SD 準拠でない FAT だとアクセスが遅くなるのもこのためだ. CF Driver が FAT のみ検証したということなら,クラスタサイズの異なる SD-CF では うまく書き込めない,というのも分からなくもないのだが, そうなると CF Driver がSD準拠フォーマットの SD-CF に対応されるといいのだが.
◆ NX80V + SD-CF(SD準拠フォーマット) だとどうなのだろうか.気になる.
◆ NX80V + WN-B11/CF がいけるという話がある. WL110 と等価ということで動作している.
Prism2.5がドライブできるならそれもありか,と思っていたが, それなら Sony で公開されている WL100 用ドライバと Prism2.5 カードなら NX70V でもいけるのでは ないか?
WNI2-CF-S11(Prism2.5) で試してみたがデバイスエラー.そう甘くはないわけだが, よくよく調べてみると WL100 は WL110 と違って Intel/Symbol 製チップを採用しているらしい. 当然動くはずもなく,WL110 ドライバで試さないと意味がないことになる. しかし WL110 ドライバは本体を買わないと手に入らない.
というわけで WL110 を購入.ほぼ同じ性能のカードである S11 の 2.5 倍の価格であるのはどうか. その時点で他の CF 無線LANカードで動くかどうかは どうでもよくなっているわけだが,とりあえず確認してみたところ,デバイスエラー. やはりドライバ内で Product ID を見ているのではないか? WN-B11/CF は同じ Product ID を返しているのではないか? という推測.
例によって囲い込みにハメられた結果となってしまった. Zaurus や PocketPC が Generic なカードを認識できている昨今, 汎用カードを使えなくする囲い込み商売はもう古いと思うのだがどうだろう. まぁ NX70V が CF メモリカード使えなくなっている時点で何を言っても仕方ない.
◆ VFS を使った ftp というのが見当たらないかと探していたら, VFS FTPを発見. download 時の経過が分かりにくいが,UI は割と使いやすそうだ. 何気に NX の縦長にも対応していたりする.
◆ EruWareの CF ドライバだが, いつのまにか Athena CF Enabler と名を変えて 2.0.0 がリリースされている模様. NX73/80V にも対応したようだ.しかし SD Format はこのバージョンでも不可.
Update は次の手順で行う.
本来なら購入時の E-mail に書かれた URL から Activation Page に行くことで, Licence Number が自動的に入力されているのだが, リリース先が変わってページも別のところに行ってしまったのでこれができなくなってしまった. そこで,E-mail にある URL の一部('?'以降)を新ページの URL の後に貼り付けることで対処. これくらいは自動移動してくれないと困るのだが.