◆ SPAM が酷いので,Web Page を少し変更(見た目は変わってませんが). さらに ORBS の問題もあったので, 管理者に報告.迅速に対処されたようで一安心.
◆[bsd] Setup BSD environmentを書き換え.
◆[palm] Visor Edge,Sony CLIE,Palm m50x,と新製品ラッシュで少々騒がしいが, 新規ユーザ獲得が停滞気味の今,買い替え層を狙っての乱発と言うことだろうか. ということで少し思ったこと.
PalmOS 4.0 はすでに備わってるべき機能(拡張スロット,TrueColor)の追加で魅力がないので, どうしても独自拡張せざるを得なくなっている. 例えば,今回発表された Sony CLIE (PEG-N700C) であるが,解像度を独自に 320x320 にしてきた. 高解像度は PalmOS 5.0 まで対応しないので,現状としては独自拡張として出さざるを得ない.
おそらく Sony の考えとしては,日本人が使う日本語が 10x10 程度のフォントで表示されてる のは辛く,高解像度でより見やすくすれば日本市場ではウケる,という思惑だろう. 米国ではアルファベットで情報が賄えるので,必要性が感じられないのかも知れない. そういう意味で国産 PDA の解像度は高い(MI-EX1/TR1 は VGA だ). ただし高解像度にしたことで,Sony がもう一つ狙っているマルチメディアコンテンツの再生は かなり辛い.Palm のメモリが遅いのは欠点の一つでもあるからだ.
Palm 普及期ならともかく,競争力強化のために独自拡張はやむを得ないところだが, PalmOS は独自拡張を吸収するように OS を更新しているのでどうしても対応が遅れがち であるのが正直なところだろう.これは developper にとって非常に苦しいことで, API のポリシーが統一されないまま独自拡張に振り回されるのが現状である.
Handspring や Sony CLIE は Palm Inc. とは別に SDK を公開して, これは developper の囲い込みを狙ってる訳で,独自仕様をよりよく使って何か作ってもらうことで 自社製品の優位性を示す事を期待しているわけである. しかし,developper にとっては SDK は 1 つにして欲しいのが正直なところである. 同じ PalmOS を使ってながら,製品ごとに SDK が違うのは納得が行かない. この辺りは主導権がある Palm Inc. がうまく取りまとめて欲しいところだ. (※ 実際には SDK を混ぜられないことはないが,差分を取るのが結構面倒)
◆[palm] POSE が 3.1 になり,Visor Platinum/Prism が正式に対応された.
◆[palm] TMcost v1.0 をリリースしました. TMcost は,時間を元に設定に従って料金を計算するプログラムで, 固定料金+従量料金の計算を行うのに使えます.