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GPD Pocket

Cloud Funding の “Indiegogo” で募集され 3,182,160 USD も集めた “GPD Pocket” ですが、やはり気になる機種ということで出資してたところ、無事出荷され入手できました。

Ubuntu 版は同価格ながら Windows ライセンスが付属しないのであまり選択する旨味はないのですが、BIOS update と OS の自力入れ替えが必要でハマると文鎮ループのリスクも考えられるので、敢えてこちらを選択したのでした。

想像以上に高級感のあるパッケージです。

同梱物は本体、説明書、USB type-C – ACアダプタ、USB type-C ケーブル、イヤフォンで全てです。初期ロットのみですが液晶保護フィルムが付いてきました。さらにオプションの Hub 付きを選択していると別途付属されます(後述)。

99% 充電された状態だったので早速電源ボタン長押しで起動。GPD のロゴの後、Linux の console が表示され、Ubuntu の初期画面になります。例によってキーボード・言語・タイムゾーン・ユーザアカウントなどを設定して処理が終わるのを待ちます。

そして起動した画面は…なんと縦画面。これは LCD デバイスが7インチタブレットに供給されたモデルを調達したらこうなりますね。確かに 7インチ横画面の需要は皆無なのはまぁ仕方ないところ。思考を 90度回転しつつ[Setting]>[Display] を開いて “Rotation” を “Clockwise” に設定してようやくまともな画面に。

起動して気になるのはファン音。静かにしてるとこの筐体からの音が気になります。CPU は Atom 第4世代の x7-Z8750 1.59GHz、Atom とはいえかなり高パフォーマンスなため強制空冷が必要なレベルということでしょう。CPU  governor は powersave なので、OS 制御にかかわらず常時回ってそうです。

RAM は LowPower DDR3-1600 8GB、Storage は eMMC 128GB とこのクラスで使うには十分です。

キーボードはなかなかの変態配列です。記号が上と下の列に飛ばされてたり、Tab・Caps・BS が狭いのは後々厳しそうな予感がします。トラックポイントは Space を分断して確保するという面白い配置です。

外部インタフェースは USB type-C、micro HDMI、イヤフォンジャック、USB 3.0(type-B) とシンプルです。USB type-C は所有端末では初搭載なので規格についてはこれから要調査ですが、「USB Power Delivery (PD)」と「DisplayPort Alternate mode」に対応しているとのことです。USB の横に DisplayPort のロゴが見えます。

USB Power Delivery とは、従来以上の電力を給電する規格で、機器間のnegotiation が行われるので、対応する AC アダプタやケーブルが必要になります。一部では仕様と異なる情報を出すアダプタがあるようなので、付属品以外の物を使う場合には注意が必要です。

DisplayPort Alternate mode とは USB type-C で DisplayPort 信号を通す規格で、対応機器に接続すれば USB type-C だけで映像出力が可能になります。

説明書は中文・英語・日本語の各部名称・仕様諸元・内容物・保証書の記載のみです。よく見ると 4K と書いてますが、LCD の解像度は 1920×1200 です(Webでの Spec Sheet は合ってる)。

Contribution は「GPD Pocket Ubuntu+Type-C Hub」だったのですが、Hub なしとの差が 10 USD なのでまともな Hub は期待してなかったのですが、まさかの type-C 対応 SD カードリーダでした。まぁこれはネタということで。

これまで薄い PC は発売されてきたものの、このサイズの PC は使いにくさやトラブルが付き物で一般ウケしないこともあってメーカーからは絶版状態だったのですが、Libretto に始まり VAIO type P 以来の久しぶりの mini PC 導入ということでいろいろ使い込んでいきたいと思います。

参考: Indiegogo: GPD Pocket: 7.0′ UMPC-Laptop ‘Ubuntu or WIN 10 OS’