1年ぶりの更新になります.
先日有明のコンファレンスセンターにて開催された Open Source Summit Japan に参加してきました.このイベントは初参加で Community への貢献もまだまだの中で,全セッション英語とあってまずは雰囲気を知る機会で2日間参加しました.
最近は LinuxCon と ContainerCon と CloudOpen の統合,Automotive Linux Summit との共催で講演が多岐に渡って行われる反面,深い技術トピックが少なかったのが技術者・開発者としては寂しいところです.組込み Linux の開発関連は Automotive 側に話題が多く,OSSJ は Cloud や Server,Service の話題が多かったように思います.
KeyNote を一通り聞いた後,以下のセッション(とこの他いくつか)を聴講しました.
- Building Debian-Based Products: Experiences in Collaboration
- Debian の OE レシピと Image 作成のシステムを統合した話
- Understanding SCHED_DEADLINE
- EDF アルゴリズム(最もdeadlineが近いタスクに割り当てる)に基づくスケジューリングの話
- Taking ARM Servers Mainstream: Designing, Building, and Deploying in the Real World
- ARMv8 サーバにおける RHEL のソフトウェア・ハードウェア要件の話
- Building, Deploying and Testing an Industrial Linux Platform
- 工業向け Linux の長期間継続的なメンテナンス・テストの話
- Adding new CPU architecture to QEMU
- QEMU に新アーキを追加する際の translation の仕組みの話
- Bare Metal Container
- 遠隔サーバ上の OS 非依存のコンテナを扱うシステムの話
セッションの間はドリンクやクッキー,フルーツなどが自由に楽しめました.日本開催ということでお約束の抹茶ケーキやおかきセットなどもありました.ランチは自力解決とはいえ,有明という立地上選択肢が少なく参加者は大変だったかもしれません.
参加期間中,Community の方々に交じってランチや夕食に 同席させていただいたのですが,せっかくの機会なのに英語力の無さでいろいろ申し訳ない応答になったのが無念でした...
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