[GPDPocket] バッテリー交換

GPD Pocket
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2017 年に Cloud Funding で購入した GPD Pocket ですが、購入して1年ほどでバッテリーが膨張し、筐体の裏蓋を変形させるほどになってしまったためにすっかり使わなくなってしまいました。すでに3年近く経過し、新機種も発売されてサポートも何もない状態ですが、まだ交換バッテリーが販売されているということで、交換することにしました。

ちなみに購入時のレポートはこちら。

GPD Pocket
Cloud Funding の "Indiegogo" で募集され 3,182,160 USD も集めた "GPD Pocket" ですが、やはり気になる機種ということで出資してたところ、無事出荷され入手できました。 Ubuntu 版...

バッテリー入手

バッテリーは日本での販売代理店サイト GPD Direct にて取り扱いがありました。購入時は \9000 でしたが、以前はもう少し価格は低かったようです。

購入したバッテリー

バッテリー交換

表面的には特に変わった様子はないですが、横から見るとバッテリーがかなり肥大していることが分かります。

見た目は変わらないが...

横から見ると盛り上がりが

GPD Pocket の裏蓋は6つの+ネジで固定されています。かなり小さいので精密ドライバーが必要になりますが、ネジをなめてしまうと締めることもできなくなってしまうので慎重に外していきます。

開けてみたところ、バッテリーの膨張がかなり進んでいました。

裏蓋を開けたところ

バッテリーの接続端子は固定部品でネジ止めされているため、その部品を取り外します。取り外すと角が丸い金属部分の付いたリボンケーブルが見えます。これを慎重に持ち上げれば端子は外れます。

部品を取り外したところ

バッテリー本体は側面をサポート部品で設計上がっちりと固定されているのかと思ったら、底は強力な両面テープ、2方向の側面はホットボンドで固定されていました。ホットボンドはマイナスドライバーなどで軽く剥がせばすぐ剥がれます。

ホットボンドで固定

しかしながら、この両面テープは非常に強力です。力を掛けると本体の方がひん曲がるんじゃないかと思うくらい強力なので、底の隙間から定規などの細長いもので少しずつ持ち上げながら剥がしていきます。

バッテリーを取り外したところ

バッテリーが外れたら残った両面テープをきれいに剥がしておきます。

新しいバッテリーを取付けますが、両面テープはバッテリーの裏一面に貼り付けられているため、最小限の固定でも問題ないと思います。持ち運びの機会が多い場合は全面使用する方が動く心配はないです。

端子を元の位置に挿し込み、固定部品を取付けて裏蓋を元に戻します。裏蓋がやや曲がってしまっていたのが残っていますが、ほぼ元に戻りました。

元通り

GPD Pocket は過充電の制御がうまくない可能性があるので、常に充電しっぱなしの状態は避けるべきです。満充電になる前に充電は終了し、ある程度使ってから充電するようにすればバッテリーの膨張は避けられます。とはいえ常に充電しておきたいので、使い勝手としては難しいところですね...

 


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