VMware Player 環境の再構築

システムの置き換え

これまで HDD 2台でそれぞれ Windows, Ubuntu を置いて、Windows から VMware で Ubuntu を起動していました。システムドライブを SSD に置き換えるにあたり、Windows も Ubuntu も SSD に置くことにしたのですが、ここでハマってしまったので記録しておきます。

Windows7 のインストールの際に SSD(250GB) を NTFS と ext4 に分けることを想定してパーティションを設定し、Windows7 のインストール、Windows10への upgrade、VMware Player のインストールまでは特にハマるところはなく進みました。

仮想環境の構築に失敗

VMware Player で仮想マシンを作成し、以前と同じように設定した後、HDD は IDE 物理ディスクの「PhysicalDrive0 のパーティション3(ext4想定の空き)」を指定して Ubuntu Desktop のインストールを開始。

後半で Grub のインストール先を指定しますが、上記インストールパーティションを指定すると失敗します。Grub は MBR にインストールするものですが、VMware は物理ディスクの場合もブート時に MBR を見に行くためそのままでは失敗します。

Grub は基本パーティションの Linux FileSystem にある /boot/grub/ を見に行くため、最初に Linux をインストールしてから Windows をインストールすれば解決しそうですが、Grub から Windows を起動すると、VMware Player の Grub からホスト OS のWindows が選択できてしまうためこれは惨事になるのが予想できます。

もう一つのシステムディスク登場

結局、SSD の MBR に Grub をインストールせずに VMware Player から論理パーティション上の Ubuntu が起動するには、もう一つディスクを用意して MBR を Grub にすればよいわけですが、仮想環境なので仮想ディスクを使えばよいわけです。

VMware Player で「仮想マシンの設定の編集」→「(ハードウェアタブ)追加」→「ハード ディスク」で通常のディスクを作成し、Grub が起動できればいいので “とりあえず” Ubuntu Server をインストールしました。Grub はこの仮想ディスクである /dev/sdb の MBR にインストールします。

物理パーティションOSの起動

この時点で VMware Player から Grub 経由で Ubuntu Server が起動しますし、物理パーティションの Ubuntu Desktop も認識しているので、メニューから選択すれば起動できます。しかしこちらがメインなので timeout してすぐに起動するように設定します。Grub の設定を行う Ubuntu Server 側で以下の設定値を変更します。

$ sudo vi /etc/default/grub
-GRUB_DEFAULT=0
+GRUB_DEFAULT=4
-GRUB_TIMEOUT=10
+GRUB_TIMEOUT=3
$ sudo update-grub

GRUB_DEFAULT はメニューのデフォルトの選択値です。私の環境では4つ目に Ubuntu Desktop があったので “4” を指定しています。また、GRUB_TIMEOUT は自動選択までの待ち時間で 3秒に設定し直しています。最後に update-grub で /boot/grub/grub.cfg を更新します。

これでめでたく SSD の Ubuntu Desktop が起動できました。これまで使っていた HDD も「IDE 物理ディスク」として設定してマウントすることでそのまま使うことができます。

 


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