レトロゲーム博物館計画 資料展示会

レトロゲームの展示会という非常に興味深いイベントがあるということで行ってきました。

大阪府内とはいえ阪南の山中渓というかなりレアな場所での開催、さらに前日が台風という天気で本当に開催されてるんだろうかと思いつつの訪問でした。

中に入ると、コンパクトなスペースながら膨大な数のレトロゲームがカテゴリごとに並んでいて圧巻でした。

まずはTVに接続するタイプのゲーム機のコーナー。専用機や切り替えで数種類のゲームができるもの、カートリッジ式のゲーム機が並びます。パドル型のコントローラが主流で、ピンポンやブロック崩し、カーレースなどを基本としたものが多かったのがこのタイプです。

液晶型ポータブル機のコーナー。代表的なものは任天堂のゲームウォッチですが、国内の玩具メーカーは挙って液晶ゲーム機をリリースしてました。それらがこれだけ集められているのは今までになかなかなかったのではないかと思います。私が所有していたエポック社のポケットデジコムシリーズやバンダイのゲームデジタルシリーズも並んでいました。

据置型ポータブル機のコーナー。この時代はFL(蛍光管)を使ったものが主流で、液晶型に比べるとやや高め(7~8千円台)でしたが、単色の液晶に比べてカラー表現ができたのでゲームのバリエーションが広がり、アーケードゲームを元にしたゲームもありました。平安京エイリアンやスクランブルなどが代表作です。

コントローラーのコーナー。このテーマで集めるのも面白いですね。ネジコンやハイパーオリンピックのボタンなども懐かしいです。昔使ってた ATARI 端子の Hudson HC 62-2 もありました。まだXPD1-LRが世に出てなかった時に、これの十字部分だけ切って2つ繋いでデバッグ機材として使ってたのを思い出します。

こちらはゲーム一体型パソコンのコーナー。単にゲーム機を付属して電源と映像音声出力を共有しているものから、一部の機能をパソコンから使えるようにしたものなどさまざまなものがリリースされていました。

namco のアーケードゲームの懐かしいポスターも飾られていました。

密かにレトロパソコンや開発専用機なども置かれていました。開発専用機はさすがになかなか見ることができない逸品です。

レトロパソコンも80年代に日本でたくさんリリースされましたが、メジャーな製品以外はなかなか記録として残っていないのが現状です。一昨年に訪問した Mountain View の Computer History Museum がコンピュータの歴史を伝えた非常にいい博物館だったので、日本でも計算機史の記録として残してほしい分野であります。

 

これだけ古い機体を単に収集するだけでなくちゃんと動くように維持するために、可動部分の部品を特注してレストアする活動もされています。専用部品なので金型から起こす必要があり、大変な苦労が伺えます。

レトロゲームが実際に楽しめるスペースもあり、大人たちには懐かしく、子供たちには珍しく楽しんでいました。海外ではこのようなレトロゲームを歴史的なアイテムとして本格的に保存していく活動が行われていますが、たくさんのアイテムがあった日本でなかなかこのような活動が支援されないのは寂しい限りで、展示会をきっかけに根付いてくれればいいなと思います。

帰り際に攻略本が積まれた山の中にベーマガ(マイコン BASIC マガジン)を1冊見つけました。この展示会の理事長さん保有の1冊だったそうですが、これがまさか私の作品が掲載された中の1冊だったということで、いろいろ話をさせていただいたり記念撮影したりと思いがけない楽しい機会でした。

日本レトロゲーム協会: http://jarga.or.jp/


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