[X250] ThinkPad X250 メモリ交換とSSD追加

X250
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Refreshed PC として ThinkPad X250 を3万円ほどで入手しました。4年前に発売された i5-5700U 搭載モデルで今でもサブノートとして十分使うことができます。しかしカスタマイズできる余地があれば強化したいと思い、まずはメモリの交換と SSD の追加を行いました。

 BIOS で内蔵バッテリーを無効化

まず内蔵バッテリーを無効化します。

  • ACアダプタを外し、内蔵バッテリー駆動にした状態で電源を入れます
  • ThinkPad ロゴが出たところで [F1] を連打して BIOS に入ります。

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  • [→]で "Config" タグを選び、[↓] で "Power" を選んで [Enter] を押します。

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  • Power メニューに移ったら、[↓] で一番下の "Disable Built-in Battery" に移動し、[Enter] を押します。

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[Yes]を選択した時点で電源は自動的に切れ、内蔵バッテリーは無効になりました。以下、裏蓋を開けるときはこの状態で作業します。元に戻すには AC アダプタを接続して起動します。

裏蓋を開ける

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裏返しにして、バッテリー横のロックを外向きにスライドして外部バッテリーを外します。

裏側にある8本のネジを緩めて裏蓋を外します。このとき手前はすでに浮いた状態になりますが、それ以外はツメで引っかかっているので、ゆっくりと隙間を作りながら手前から奥に向かってこじ開けていきます。

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裏蓋を開けた状態です。右の赤丸がメモリスロット、左の赤丸が M.2 スロット(空き) です。

スロットのメモリを交換

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スロットにはすでに標準搭載のメモリが刺さっているので、左右のフックを外側に開いて取り出します。空いたところにメモリを差し込み、上の方を押し込んでフックを嵌めれば装着完了です。

今回は PC3-12800 低電圧版(1.35V) 8GB を使用しましたが、16GB も利用可能なようです(今となっては入手が厳しいですが)。

CFD販売 SO-DIMM ノートPC用メモリ DDR3-1600 (PC3-12800) 8GB×1枚 (8GB) 相性保証 無期限保証 1.35V対応 Panram D3N1600PS-L8G
DDR3-SO-DIMM 1600 PC12800 CL11 ノートPC用 使用できるメモリ最大容量はOS、BIOS、チップセット、CPUに依存します。 備考:チップの両面・片面仕様等はご選択できません。

M.2 スロットに SSD を追加

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X250 には M.2 スロットが 2つあり、一つは Wireless LAN カードが装着されています(写真右)。左の開いているスロットに SSD を追加します。まず、スロット上部に固定されているネジを外し、スロットに SSD カードを刺します。カード上部を押さえながら、ネジを元のように固定します。

刺せる SSD カードは Type 2242 サイズのものだけなのである程度限られます。今回は Transcend の 430S 256GB を使いました。

トランセンドジャパン Transcend SSD M.2 2242 256GB SATA III 6Gb/s 3D TLC NAND DDR3 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 TS256GMTS430S
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動作確認

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蓋を元の位置に戻してネジを8本締めて外部バッテリーを取付け、ACアダプタを接続して起動します。BIOS ではメモリが拡張されていることを確認します。SSD は BIOS では確認できないので、OS を起動して確認します。

X250 のカスタマイズでまず厄介なのが裏蓋を開けるところで、それをクリアできればメモリ交換、HDD交換、M.2 カード追加は難なくできるかと思います。さらなるカスタマイズに「FHD LCD に交換」「英語キーボードに交換」がありますが、これは他の部品を取り外す必要があるためかなり難易度が高そうです。


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